岩倉 孔介

Profile

岩倉 孔介 (いわくら こうすけ) 

 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学研究科を修了後渡独。ベルリン芸術大学ピアノ専攻を卒業後、リューベック音楽大学大学院修士課程ピアノ専攻を最優秀の成績で修了。

 かずさアカデミア音楽コンクール、バルチック国際ピアノコンクール(ポーランド・グダンスク)を始めとする国内外のコンクールに入賞及び入選。ウィーン・メロス音楽研究所よりメロス賞受賞。東京、横浜、ベルリン、ハンブルクを始め、各地でリサイタルを開催。

 在学中は、ベルリン芸術大学音楽祭にて「ショパンをめぐるポーランド・ピアノ音楽」企画及び演奏出演、ベルリン・リヒャルト・ワーグナー協会主催レクチャーコンサート出演、ベルリン芸術大学主催東日本大震災のための慈善コンサート出演。リューベック音楽大学主催ベートーヴェン・ツィクルスに出演。

 帰国後、横浜市内において音楽学・音楽史と演奏に関する講演会を定期的に開催。2016年神奈川県青葉区フィリアホールにて帰国後初となるピアノリサイタルを開催し、好評を博す。2017年5月には、在カンボジア日本大使館、カンボジア芸術大学及び三菱商事、全日空、KDDI等各社の後援でプノンペンにて数回のリサイタルとレクチャーを開催。

 また指導者として後進の育成にも力を注いでおり、大学で講師を務める他、日本各地でマスタークラスを開催している。

 これまでにピアノを山田朋子、加藤伸佳、竹内啓子、パスカル・ドヴァイヨン、村田理夏子、コンスタンツェ・アイックホルスト各氏に、室内楽をトーマス・ブランディス、クリストフ・コーラー各氏に師事。マスタークラスにてヴィレム・ブロンズ、クラウス・ヘルヴィッヒ、エリック・ハイドシェック各氏らの薫陶を受ける。

 現在、武蔵野音楽大学講師。日本ピアノ教育連盟、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員、日本演奏連盟正会員。
 ピティナピアノコンペティション予選・地区本選、日本ピアノ教育連盟オーディション、日本クラシック音楽コンクール全国大会、ベーテン音楽コンクール全国大会、ピアラピアノコンクール地区本選、全日本ピアノコンクール、ブルグミュラーコンクール等で審査員を歴任。